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SONY α100 DSLR-A100 [カメラ]

つづいてはボディの
SONY α100についてです

今から9年前の2006年6月に発売された
いわずと知れたSONYのデジイチ初号機

私は一昨年の暮れにゲットしました

チャンプカメラで8000円

以前からα100・200が10K切っていたら
逝ってしまうかもと思っていたのですが
その日が到来したということです

ランクはAB
元箱だけ無しというものだったので
ボディのなにかしらのダメージを覚悟していたのですが
現物を見てみたらどこが?というほど新同品にしか見えない

付属品もなにも使った形跡が無い

ただ、説明書だけがヤニを拭き取ったようなカンジのシミだらけ
中も蛍光ペンがあちこち引っ張ってある
これがABの理由?
電源を入れるとファイルカウントが150枚となっていた
これ、もしかして150枚しか撮っていないんじゃない?

前のオーナーさん
買ったか誰かからもらったかしたけれど
説明書読んでも使い方がよくわからなくて
そのまま数年間どこかにしまいこんでいたのか

自分的にはとてもいいものをゲット出来たと思っていたのですが
ひとつ落とし穴がありました

α100の記録メディアは
私が持っていないCFかメモリースティックデュオ

このことは当然自分でも以前から承知はしていて
こんなものはノーブランドでもなんでもいいから安いのを買っておこう
などと簡単に考えていたのですが
いざ購入しようとしたら
両者ともSDに比べたらとてつもなく高価なのですね
ボディが安くてもなんだか複雑な心境になってしまいました

メモリースティックが読めるカードリーダーも持っていないので
いつもの元ハードオフで300円で買ってきた

(これは後日、CFの4GB×2枚をひろ氏より譲っていただいたことで
メディアの容量不足は解決しました)

液晶保護フィルムも今更α100用なんて手に入らない
なにか転用できないかと寸法を調べて(実測で約56mm×43mm)
ハクバの汎用品2.7インチ用(55mm×41mm)を購入

バッテリーを充電し
スイッチを入れるとまず「ガッ」と
所有しているα-Sweetほどではないけれど同様に
レンズのAFカップリングを噛ませる感触が伝わってくる

そしてシャッターを切ってみると驚きました

ガサツでメカニカルな「ガション」という音も
それが手に伝わる感触も
これもまるでミノルタの銀塩αのような感じ

ただフィルムを巻き上げないだけ

なんだかデジカメを手にしている気にならない

トキナーAT-X270AF PROを装着してみる
1-2692-02.jpg
(購入当日に撮影した写真です)
AFのゴリゴリした感触もミノルタα-Sweetと同じ
そしてフォーカスの迷い方まで~

操作は慣れが必要でしたが
でも銀塩α-Sweetよりはわかりやすい

翌朝、夜明け前の気温0℃の日
会社近くの遊歩道で
NEW AT-X270AF PROを付けて試し撮りしてみました

α100は高感度がノイジーになるという評判と
AT-X270は逆光が苦手という評判なので
日の出前後というのは
ボディ・レンズ共にちょっと意地悪なシーンとなります

ミノルタと同じアイスタートAFが煩わしいのでOFF

ストラップを付けていない状態で持ち出したので
(同封されていた物が未使用なのでどうも付けるのに躊躇してしまった)
落とさないようにいつもよりグリップを握る力が強い

それにしてもグリップは私の手に恐ろしく馴染む
今まで所有してきたカメラで一番だと思う

日の出前の遊歩道で
被写体になるようなものを探し
手探りで1枚1枚撮ってゆく

SONY α100 + Tokina NEW AT-X270 PRO
01-00200.jpg
02-00203.jpg
03-00212.jpg
04-00217.jpg
05-00225.jpg
操作になれていないせいもあるのでしょうが
デジカメを持ち歩いているはずなのに
なぜか不思議と銀塩カメラで撮っているような気分

これはα100はペンタプリズムではないものの
ミノルタから引き継いだフォーカシングスクリーン
「スフェリカルアキュートマット」
の見やすいファインダーのおかげもあると思います

AFポイントはこの時代にしては多めの9点あるのですが
中央のクロスセンサー以外はまるで使えないので
中央でAFロックし、構図を作る撮り方になることも
銀塩的に感じる要因のひとつかもしれません

そうして1時間ほどぶらぶらし
気が付けば150枚ほど撮っていた
やっぱりデジカメか

でもなんだろう
なんだか楽しい
デジカメでこの感覚は初めて味わうものでした
これは今も変わらないものです

また、手ぶれ補正もまぁまぁ実用的なくらいには効いているので
とても撮りやすいです

仕事を終え、自宅のモニタで写真を確認してみる

一応RAW+JPEGで撮影していたのですが
ソニーの現像ソフトの評判がいまひとつのようなので
JPEGのDATAをニコンのViewNX2でリサイズ等を行いました

バシャバシャとは撮れないカメラですが
息を整えながら1枚1枚ゆっくりじっくり撮るときには
これはイイのかもしれない

また暗い時や高感度がノイジーと言われている欠点については
自分の印象はボディ内手ぶれ補正のおかげで
ISO感度を上げる必要があまりないのではと思いました
実際に今回の撮影で
日の出前でもISOは200のままで撮影することが出来ていました
これがニコンに手ぶれ補正が無いレンズを装着していたら
ISO400だ500だと上げていたはずです

ストラップは自宅にあったミノルタのものと
ずいぶんと前に自分がデジイチを始めた頃
Chamber氏から「α用だけど」と譲って頂いていて
そのまま眠っていたグリップベルトを付けてみた
1-2698.jpg
まさかこれを自分がαのボディに付ける日が訪れようとは

そして使えば使うほど気に入ってきて
現在に至ります

でも欲を言えばもうちょっと高感度に強いソニーのカメラが欲しいなぁ


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