「シン・ゴジラ」観れた

「アオイホノオ」の再放送を見ていて
イイ感じに脳があの頃にトリップしているベストな状態での観賞


極東開発工業(株)　PY115-26B posted by (C)miyappp

で、この写真に写っている車両

極東開発工業(株)　PY115-26B

というコンクリート圧送ポンプ車で
ウチの会社で過去に保有していた車両のうち
一番大きかったものです

ちなみに型番の"PY"はピストンクリート形式"（もう一つ"PH"はスクイーズ形式)
"115"は時間当たりの最大吐出量(m^3/h)
"26"は最大地上高(M)を表しています
この車両だとブームだけで大体マンション8階くらいまで届きます

この8t架装(ピストン)*1台の他
5t架装(ピストン)*1台、2t架装(スクイーズ)*2台で
本業とは別に細々と圧送工事の事業をしていたのですが
民主党政権時の不況で不毛な価格競争と
一番問題だった人材不足が理由で
この事業は継続が困難になり廃業しました

この頃、この業界はこの生業を専門にしていた会社も
随分と廃業しました

建物を建てるときに必ず必要な車ではありますが
コンクリート打設時にはポンプ車とセットであるミキサー車に比べて
どうも知名度が低く
まず「はたらくくるま」には登場しません
ミニカーもありません
（外国にダイキャストで高いのはありましたが）
実際、私も今の会社に勤めるまで知らなかった業種でした

この車両の存在を世に知らしめたのは恐らく
3.11のF1冷却水注水に使われた時だと思います

そんなちょっと影が薄い車両でしたけれど
ついに日の目を見るときがきましたか

しかし、もしもウチの会社があの大仕事を請けて
オペさんに手配・作業指示出来るかって言ったら
・・・自分にはそんな酷なこと絶対ムリだよなぁ

なんてことを考えてしまいました

タグ：コンクリート圧送ポンプ車